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トヨタグループの主要部品メーカーが決算を発表 トランプ関税の行方に頭悩ます

04.25(金)19:33
トヨタグループの主要部品メーカーが25日、決算を発表しました。
次々と関税政策を打ち出すアメリカのトランプ大統領。
輸入自動車へは25%の追加関税を発動し、今後、自動車部品へも適用が広がる見通しです。
アメリカへの輸出には強い逆風となりますが、車産業が盛んな東海経済への影響はー。
各社が発表したのは去年4月から今年3月までの決算です。
デンソーは売上高7兆1617億円、純利益4190億円で、売上高・利益ともに過去最高の業績に。豊田自動織機やアイシンも円安効果などで大幅増益となりました。
ただ、気になるのは「先行き」です。各社とも頭を悩ませるのは「トランプ関税」の行方です。今年4月からの1年間の見通しでは、グループ7社のうちデンソーなど4社が関税影響を織り込まずに業績予想を発表。
下振れリスクが残る発表となりました。
一方で、アイシンなど3社は「関税影響」を織り込みましたが…。
アイシン 伊藤慎太郎副社長
「こういう場にふさわしくないかもしれないが、正直言ってどうなるのかわかっていない」