【戦後80年】原爆の残り火に平和を誓う 高校生が記念式典 愛知県豊橋市

10.17(金)17:56
戦後80年を機に全国各地の「原爆の残り火」を巡った愛知県豊橋市の高校生が、活動をしめくくる記念式典を行いました。
豊橋市の桜丘高校では、広島の原爆投下直後の火災から採取された「残り火」を今も灯し続けています。
戦後80年の今年、2年生の増田壮汰さんと小林寿来先生は、同じように「原爆の残り火」を受け継ぐ福岡県八女市など全国17カ所を訪れ、平和活動への署名やメッセージを集めてきました。
17日に高校で行われた平和記念式典には2人が訪れた先で出会った人たちも参加し、ともに平和への気持ちを誓いました。
「戦争体験者が少なくなってきている今、自分たち若い世代がこれから語り継いでいかなければならないと強く感じた」(増田壮汰さん)
「今回の体験を授業の中に取り入れて、多くの生徒たちに知ってもらうところから始めたい」(小林寿来先生)
増田さんらは今後も、県内での講演会などを通して平和の大切さを伝えていくということです。