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空を飛ぶだけじゃない 水中・地下も…過去最大数の団体が最新ドローンを展示する「ドローンサミット」名古屋で開催 9月25日まで

09.24(水)20:53
次世代の成長産業として期待される最新ドローンを紹介するイベントが名古屋で始まりました。飛ぶだけではありません。
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(田中希宜記者)
「こちらの会場では、過去最大数の団体が多くのドローンを展示しています」
名古屋市港区のポートメッセなごやで始まったドローンサミットでは、約100基が紹介されています。
河川やダムの点検に「水空ドローン」
中には、飛び立った後‥水上に着水。その後、ケーブルに繋がった機体が水中を撮影する「水空ドローン」も。ダイバーがいなくても水中撮影が可能となり、河川やダムの点検を手軽で安全に行えます。
(水空ドローン開発責任者 菅木紀代一さん)
「東海三県には長良川、木曽川、揖斐川の大きな川があり、護岸の点検には最も有効。ダムの点検・検査も重要なポイントになる」
地中で活躍するドローンも
さらにこちらのドローンは…老朽化が進んだ水道管や、下水管の中を調べるもの。老朽化が問題となっている水道管や下水管の内部をより早く点検できると期待されています。
また注目を集めるのが‥大阪万博でも紹介された「空飛ぶクルマ」。展示は模型ですが、実際は、12個のプロペラが駆動し、最大3人を乗せて飛行できます。実用化のイメージを聞くと。
(SkyDrive 福澤知浩社長)
「愛知県で言えば、モリコロパークなどから遊覧で楽しめるというのもあるし、名古屋駅に飛んで2点間を結ぶのにお金を払って乗るイメージ」
国の許認可や専用の離発着場など様々なハードルはありますが、開発メーカーは2028年ごろに一般が乗れるサービスを開始したい考えです。
ドローンサミットは、あす25日も開かれます。