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警報と特別警報の“間”に『危険警報』を新設へ 避難情報の警戒レベル4に相当 大雨や土砂災害などが対象に

11.13(木)11:48
気象庁は、大雨など4つの警報や注意報などの防災気象情報について、新たに「危険警報」を新設します。 気象の警報は、現在「注意報」と「警報」、そして重大な災害が起きるおそれが大きい時に発表される「特別警報」が出されますが、2026年初夏の大雨シーズンから、警報と特別警報の間に「危険警報」が加わります。 大雨などの際に自治体から発表される警戒レベルがありますが、これを気象の警報に当てはめると次のようになります。 レベル5 緊急安全確保 特別警報 レベル4 避難指示 危険警報(新設) レベル3 高齢者等避難 警報 レベル2(避難行動を確認)注意報 これまで避難指示にあたるレベル4に相当する警報がなかったため、新たに「危険警報」を作ろうということになりました。 例えば避難指示が出ていなくても、危険警報が出されたら「避難したほうがいい」と考えるようになるかもしれません。 「危険警報」の対象となるのは、大雨、土砂災害、高潮、氾濫(大規模河川の洪水)で、今まで以上に気象の警報が災害の危険性を伝えるのに役立つことが期待されています。





