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リニア新幹線実験線に新型車両が登場 サメ肌模したフィルムで空気抵抗を減らし消費電力を抑える

07.25(金)18:35
リニア中央新幹線の実験線に、新型車両が投入されました。JR東海の山梨実験センターに投入されたのは、リニアの新型車両「L0系改良型試験車 M10」です。
M10は、列車の中間に位置する車両です。塗装していないシルバーのボディに描かれている高速に流れる光をイメージしたゴールドのラインが特徴です。消費電力を減らすため車体の表面にサメ肌を模倣したリブレットフィルムを貼るなどし、旧型に比べて空気抵抗を約1%減らしています。M10は2025年度末まで1日あたり約2000キロの走行試験を行い、データを取得する予定です。
JR東海 丹羽俊介社長:
「環境性能を大きなテーマに掲げてM10を導入した。走行試験を繰り返すことで成果を得て、次に生かしていく」