
地下鉄に乗っているときに大地震発生 そのとき私たちが安全に避難するための注意点は

10.17(金)17:14
地下鉄に乗っているときに大地震が起きたら、どうすればいいのでしょうか。安全に避難するための注意点は?
名古屋市交通局が17日に行った訓練。運行中に震度7の地震が発生し、その影響で地下鉄が脱線したことを想定したものです。
「前向きで降りてください!足元に注意してください」(乗務員)
列車が駅と駅の間で停止したことを想定し、先頭車両の緊急脱出口が開けられ、駅員が乗客を線路へ誘導しました。
いつ起きるかわからない大地震。もし、地下鉄に乗車中に遭遇したらどう行動をとればいいのでしょうか?

名古屋市営地下鉄では、路線にある地震計で「震度4」以上を感じたらすぐにすべての列車を止めて、地震の状況に応じて運転の制限を行います。
また、運転士が地震を感じた時もすぐに列車を止め、安全が確認できれば最寄りの駅まで運転を再開します。
停電した場合でもバッテリーでしばらくは照明や放送が使えます。
駅に止まれない時は列車を降りて歩いて避難します。
トンネルの照明や車両のライトを使って、線路を歩いて避難します。
レールから電力を供給している路線もありますが、送電は止めているということです。必ず係員の指示に従ってください。