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東海道新幹線 発煙から5日 車両を浜松工場へ移動

08.21(木)08:22
今月15日、走行中の東海道新幹線から煙が出た問題で、JR東海は20日夜、岐阜羽島駅に止まったままとなっていた車両を静岡県の浜松工場へ移動させました。
今月15日夜、米原駅と岐阜羽島駅の間を走行中だった「こだま764号」の車両の下から煙があがりました。JR東海によりますと、この車両は今年6月から走行を始めた最新型の「N700S」で、原因は車両を走行させるモーターの出力を制御する装置の故障だということです。
今月17日、原因調査のため浜松工場に移動させる予定でしたが直前で不具合が見つかり、岐阜羽島駅に止まったままとなっていました。停車から5日経った20日夜、JR東海は車両の安全確認が済んだとして浜松工場へ移動させました。
JR東海は、故障は同じ型の車両に共通する問題ではないとして他の車両の運行は続けますが、今後、煙が出た原因を詳しく調べる方針です。