
新着
ETCのシステム障害が起きたNEXCO中日本 危機管理検討委員会開催 今後対応マニュアル作成へ

04.18(金)19:42
ETCのシステム障害が発生し、100カ所以上の高速道路の料金所でETCが利用できなくなった問題で、NEXCO中日本は4月18日、外部の有識者を招き再発防止策とETCの広域的なシステム障害に対応するマニュアルを作成するため、第1回の危機管理検討委員会を開きました。
ETCのシステム障害は4月6日未明、NEXCO中日本管内の高速道路で発生しました。愛知県を含む1都7県、106カ所の料金所でETC専用レーンの発信制御バーが開かなくなりました。障害の発生から約38時間後に、ETCのシステムは応急復旧しましたが、復旧までの間、一時、料金所を封鎖したことで渋滞が発生するなど利用者の混乱を招きました。
こうした中、NEXCO中日本は18日、再発防止策やETCの広域的なシステム障害に対応するマニュアルを作成するため、大学教授などを招いて、第1回の危機管理検討委員会を開きました。
会の冒頭、NEXCO中日本の縄田正社長は、
「委員の皆さまから忌憚のないご意見を賜りますようよろしくお願いします」とあいさつしました。
委員会は非公開で行われ、システム障害への対応や再発防止について約1時間意見が交わされました。