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返金求め警察署を訪れ発覚…警察官を名乗る男「あなたにマネロンの疑い」ウソの電話で50代男性が約2700万円の詐欺被害

06.24(火)16:31

警察官や電話会社の職員を名乗る人物からの「マネーロンダリングの疑いがかかっている」などとウソの電話で、名古屋市に住む50代の男性が現金2680万円を騙し取られました。 警察によりますと2025年5月中旬、昭和区に住む50代で会社員の男性の自宅の固定電話に電話会社の職員を名乗る女から「免許証が悪用されている」「被害届を出さなければお金を支払わないといけない」などと電話がありました。 電話はその後、警察官を名乗る男に転送され、男性は男とLINEを交換しビデオ通話で「あなたにマネーロンダリングをした疑いがかかっている」「事件を終わらせるためにあなたの紙幣調査を行わなければならない」などと言われたということです。 男性は男の指示に従い、5月21日に1300万円、30日に1380万円の現金あわせて2680万円を指定された口座に振り込みました。 6月17日になって、男性が自分の口座を調べたところ、返金されていなかったため、男のLINEに連絡しましたが返信はありませんでした。 男性が23日、返金を求めて愛知県警昭和警察署を訪れたため、事件が発覚しました。 警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに「捜査名目で警察がお金を振り込ませることは絶対にありません」と注意を呼びかけています。