出荷が順調 今が旬秋の味覚の王様「マツタケ」130グラムの仕入れ価格は100円値下がり

2024.10.09(水)
名古屋市中区・大須の万松寺通にある「生鮮食品館サノヤ」の担当者に、野菜の価格について話を聞きました。

●マツタケ 1パック 約130グラム
店頭価格1296円(仕入れ価格 前週比-100円)
――9月に初入荷したときは1620円でした。当時に比べると300円以上、値下がりしていますね。
サノヤ担当者:
「現在は中国産のマツタケの出荷量が豊富で、品質も良いです。そのため仕入れ価格がどんどん下がってきています。しかもアメリカ産のマツタケの出荷も豊富なので、相乗効果でお買い得になっています」
――今後も安くなる可能性はありますか。
「このあとカナダ産、トルコ産と出荷が続くので、さらにお買い得になりそうです」

●ジャガイモ 1袋 4個程度
店頭価格215円(仕入れ価格 前週比-50円)
「ジャガイモは7月から出荷が始まっていて出荷量が豊富なので、仕入れ価格が下がってきていますね」

●キュウリ 1袋 3本程度
店頭価格323円(仕入れ価格 前週比+50円)
――価格の変動はありませんでしたが、例年よりも100円ほど高いそうですね。
「苗を植えてから収穫するまでが約2カ月かかります。2カ月前は猛暑の影響で、根っこが水分を吸収できませんでした。実がなっても曲がっているなど出荷基準を満たさないものが多く、高値のまま推移しています」
――今後の価格についてはいかがでしょうか。
「だんだん涼しくなってきましたが、効果が出るまで2カ月ほどかかるので、しばらくは高いと思います」