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使用済み食用油を原料「SAF」 中部空港で初めて供給 二酸化炭素の排出を大幅削減

05.23(金)17:12
国内で生産された使用済みの食用油を原料とした航空燃料が中部空港で初めて供給されました。
持続可能な航空燃料「SAF」は、天ぷら油など使用済みの食用油などから作られていて、従来使用されている原油から精製した燃料と比べて、二酸化炭素の排出量を大幅に削減することができます。
中部空港では周辺自治体と連携し、使用済みの食用油を回収しSAFとして使用する取り組みを行っていて、今年春からは国内で本格的な生産が始まっています。
23日、中部空港ではこの国産のSAFが日本で初めて貨物機に供給されました。
犬塚力社長は「脱炭素を考えるとSAFの活用が必須になってくる」と話しました。
国産のSAFでの貨物機第1便は午前7時にアメリカのロサンゼルスに向けて飛び立ちました。