アジア大会メイン会場「パロマ瑞穂スタジアム」どこまでできた? 生まれ変わる“聖地・瑞穂”をグランパスが視察 広々としたロッカールームも… 愛知

来年のアジア大会のメイン会場「名古屋市瑞穂公園陸上競技場」を23日にアスリートたちが視察しました。
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現在、建て替え工事が行われていますが、完成が近付いてきました。
(大石邦彦アンカーマン)
「来年のアジア大会のメイン会場、瑞穂公園陸上競技場にやってきました。外観が完成しつつありますね。「Paloma Mizuho Stadium」という看板もできていて、雰囲気がでてきました」
来年のアジア・アジアパラ競技大会のメイン会場となる名古屋市の「瑞穂公園陸上競技場」。通称「パロマ瑞穂スタジアム」です。現在もフィールドや客席の工事などが行われています。
(大石)
「競技場の外周はジョギングコースになっていて、3階でつながっています。8の字型の約1キロのコースで、市民のみなさんも利用することができるようです」
(市民ランナー)
「近所です。(完成したら)走ってみたい」
新たなスタジアムは、地上6階建てで高さは30メートルあまり。収容人数は約3万人です。
(大石)
「競技場の中も工事が進んでいます。屋根が完成しました。雨の日でも客席は傘いらず。現時点では客席の一部が未完成。そしていま、フィールドの整備の真っ最中ということなんです」
360度客席に囲まれた空間に「熱狂の渦」を表現したという屋根は、すでに完成!すべての席を覆います。
第20回アジア競技大会は、来年9月19日から10月4日まで開催。その後、スタートするパラ競技大会は10月18日から24日までです。スタジアムでは開会式や閉会式も行われ、アジアのトップアスリートたちが集結することに。
(大石)
「スタジアムに続くこの階段は入場ルートになりますが、かなりできあがっています。ここにはカフェなど7つのお店が入る商業施設になるんです」
23日、スタジアム内に現れたのは、サッカーJI名古屋グランパスのコーチの楢崎正剛さんや玉田圭司さんらグランパス関係者たち。視察のため訪れました。
(名古屋グランパス・楢﨑正剛さん)
「新しいスタジアムは気持ちがいい。楽しみ。迫力もあって、全部埋まった中でプレーできたら興奮する。そんなイメージが湧く」
名古屋グランパスにとっては、「聖地・瑞穂」。2021年から建て替え工事に入ったため一時、グランパスは離れることになりましたが来年以降、再びホームスタジアムとして「聖地・瑞穂」が帰って来る予定です。
ロッカールームもチェックしたグランパス関係者たち。中の様子が報道公開されたのは23日が初めてです。
(名古屋グランパス・楢﨑正剛さん)
「アスリート、プレーする選手側から見たら、すごくテンションがあがって、いいパフォーマンスが期待できる」
(名古屋グランパス・玉田圭司さん)
「ぼくもこのスタジアムでいい思い出もある。選手としてではなく違う形でいい思い出がつくれたら。
工事関係者によりますとスタジアムは現在7~8割まで工事は進んでいて、完成は来年3月の予定です。