ケーキ店よりハードル低い?スイーツ購入場所トップは「スーパー」 驚きの価格とボリュームで人気集まる

この物価高の中、スイーツを買うならコンビニ?それとも専門店?実は今、スーパーのスイーツにアツい視線が注がれているんです。
今年4月にオープンしたバロー稲沢平和店。こだわりのスイーツがずらりと並びます。
一番人気は「ミルフィーユケーキ」。口どけのよいスポンジケーキ、ホイップクリームに、旬の生フルーツが層になった、ボリューム満点の一品です。
フルーツがふんだんに乗った「プリン」も、季節ごとにフルーツが変わり、今の時期は梨やマスカット、モンブランがよく売れています。

洋生菓子を製造・販売する会社の調査によりますと、スイーツを購入する場所は、10代から60代すべての年代で「スーパー」がトップ。
その理由として、76.6%が「価格」と答えました。バロー稲沢平和店では、スーパーならではの強みを活かして、価格を抑える工夫をしています。
「スーパーマーケットが主体で、生の果物もたくさん売れる店なので、生の果物をたくさん仕入れて、さらにデザートにもまわすことによって、大きいボリュームでこの価格が実現している」(バロー稲沢平和店 中本隼平チーフ)
大きなワッフルは、ホイップクリームに、イチゴやバナナがたっぷり入り、1つ646円。
ごろっとしたリンゴが楽しめるアップルデニッシュは、1つ106円です。
コスパだけじゃない

スーパーの強みはコスパだけではありません。
この店舗では、店内の調理場でスイーツを手作りしています。そのため、新鮮な状態ですぐに提供できるそうです。
「スーパーだから買いやすいというのはあると思いますし、町中のケーキ店に入るよりはハードルが低いと思うので、そういったお客様に手に取っていただけているのかなと思う。どんどんバロー全体としても、デザートの売り場は拡大していくのかなと思う」(中本チーフ)