名古屋で6月上旬並みの27℃ 街ゆく人は早くも暑さ対策 冷たい麺類でクールダウンも

先週後半から全国的に季節先取りの暑さが続いています。早くも冷たい麺類を口にする人が増えています。
東海地方は19日、岐阜県多治見市や飛騨市神岡で30度に達して「真夏日」になるなど、先週後半から季節先取りの暑さが続いています。
21日は午後3時までに岐阜県下呂市金山で29.1度まで上がったほか、名古屋で27.0度まで上がって4月で4度目の夏日になるなど、6月上旬並みの暑さとなりました。
「暑いね。朝スーツ着てきたけどすぐ脱いじゃった。仕事以外では着たくないね」(70代)
「ここ最近めちゃくちゃ暑くなっている。温度変化が激しいと思う。薄着で歩くということと、こまめに水分をとるために水を持ってきた」(20代)
「日焼け止めを塗っている。本当は日傘も欲しいなと」(40代)
東海地方では今週も平年並みか暖かく、25度以上の夏日や汗ばむ陽気の日がありそうです。
早くも冷たい麺が人気

名古屋市中区のうどん店では早くもメニューに冷たい麺が登場。
「ここ数日は暑くなったので、冷たいものがよく出るようになりました。おろしのものや、ざるそばなどがよく出るようになってきた」(えびすや本店 代表取締役 中山義規さん)
21日も25℃以上の夏日を記録した名古屋。店内には冷たい麺を食べてクールダウンしに来るお客さんの姿も。
「ざるそばに限りますね」(お店の客)
「外が暖かいので涼しくなります」(お店の客)
「社内はまだ冷房がつかない。ちょっと暑すぎたので、きょうは冷たいものが食べたいと思って」(お店の客)
暖かい季節の到来は、店にとっては集客の後押しになるようでーー。
「これからが私たちにとっていい時期だと思う。5月の終わりごろから7月の頭くらいまでとても期待している。カッと暑くなってお客さんが動くことを望んでいる」(中山さん)