暑さグッズ商戦がもう熱い 帽子の売り上げは去年の3割増 日傘はユニセックスタイプに注目

名古屋の最高気温は、先週末に早くも30度に迫る暑さに。デパートでは早くも暑さ対策グッズの商戦が熱を帯びています。
21日は岐阜県下呂市金山で今年最高となる29.1度を観測。
名古屋も27.0度と、6月上旬並みの気温に。4月に入って4日目の夏日となりました。
この暑さでジェイアール名古屋タカシマヤでは、早くも売り場に変化が――。
Q.暑さ対策グッズ、例年との違いは?
「帽子や日傘などの暑さ対策グッズが前倒しで展開されています。帽子がこのように前面で展開されるのが今年が初めてです。帽子は年々需要が上がっていて、今年は準備量(商品)も約4割増やして展開しています」(ジェイアール名古屋タカシマヤ広報 安藤瑠輝乃さん)
帽子は、手軽に日差し対策ができるということで、日傘よりも早い時期から買い求める人が。
名古屋で最高気温が25度を超えた17日から売り上げが伸び始め、去年に比べ約3割増加しているといいます。
今年のオススメという通気性の良い「麦わら帽子」。
「つば部分に日傘と同じ素材が使われていて、遮光・遮熱効果があります」(安藤さん)
日傘でも使われる「一級遮光」の布を使用し、紫外線を防ぎます。
帽子は遮光効果アップ、サンバイザーはつばが広く

またサンバイザーも見せてもらうと――。
「通常のものと比べ、つばの部分が2cm以上広くなっています」(安藤さん)
比較すると、かなり後ろからつばが伸びています。広い範囲で日焼けを防止でき、去年から人気が高まっているといいます。
日傘は男女問わないタイプが

日傘は去年より3週間前倒しして展開を始めました。数年前までは「日傘は女性のもの」というイメージがありましたが…。
「男性女性問わずユニセックスでお使いいただける日傘になります。年々男性のお客様からの問い合わせが増えています」(安藤さん)
こちらの日傘は大きさが2種類あり、60cmのものは体格の大きな男性でも日差しから守ってくれそうです。
ここ数日の気温上昇をきっかけに、暑さ対策グッズの売り上げもぐんぐん伸びているといいます。
「これからどんどん気温が上がってくる名古屋の夏ですが、おしゃれに素敵にアイテムを見つけていただき、涼やかに過ごしてほしい」(安藤さん)