毎日食べてるアレの秘密!愛知の食品工場に徹底密着
普段、何気なく口にしている卵やパン。その裏側を知っていますか?実はそこには、想像を超える驚きの技術と工夫が隠されていました。今回は、卵を高速で割り続ける液卵工場と、1日数万個のパンを生み出す巨大工場に潜入!機械と人が連携する緻密な現場から、ロングセラーを支える秘密まで徹底解剖。思わず誰かに話したくなる“食の舞台裏”をお届けします!
卵を割るだけで支える食の裏側。液卵工場の驚きの技術

あらゆる食品に使われている三州食品の液卵
一見シンプルに見えて、実は奥が深い。それは「卵を割る」ことに特化した工場です。小牧市にある「三州食品」では、卵の中身を液体状にした「液卵」を製造しています。一度に大量の卵を割り、そのまま加工・出荷することで、食品メーカーや飲食店の現場を支えています。

あの人気の東京土産・東京ばな奈にも採用
この液卵は、洋菓子やパン、総菜など、卵を使うあらゆる商品に活用されており、身近なところでは「東京ばな奈」や味の素の「ピュアセレクト マヨネーズ」にも使用されています。

目にも止まらないスピードで割られ続ける卵
品質へのこだわりも徹底しており、使用する卵は自社養鶏場で管理。専用の飼料で育てられ、採卵から3日以内という厳しい基準をクリアした新鮮なものだけが使われます。
製造工程の見どころは、高速で卵を割る専用マシン。刃で殻に切れ目を入れてから開くことで、中身を傷つけることなくきれいに分離します。さらに驚くのが、白身と黄身を自動で仕分ける仕組み。用途に応じて卵白・卵黄のみでの出荷も可能です。

割った卵のチェックは、熟練した作業者の目で
そして、その精度を支えているのが人の目。高速で流れる卵を目視でチェックし、わずかな異物や混入も見逃しません。ときには白身に紛れた黄身を瞬時に見抜くなど、まさに職人技の世界。
機械と人の連携によって、私たちの食卓に欠かせない“卵”の品質が守られています。
ロングセラーを生むパン工場の舞台裏。フジパン豊明工場

最初と最後で見た目がガラリと変わるパンの製造ライン
続いては、誰もが一度は手にしたことのあるヒット商品の製造工程へ。そこで作られているのは「食パン」です。
豊明市にある「フジパン豊明工場」では、ロングセラー商品「本仕込」が生産されています。1993年の発売以来、もっちりとした食感で支持を集め、1日あたり約5万斤が製造されています。

実はロールパンにマーガリンを入れる製法もフジパンが生み出した
食感にこだわった食パンの先駆けともいわれ、現在の食パンのスタンダードを築いた商品でもあります。さらにもうひとつの人気商品が「ネオバターロール」。こちらも1日約5万個が作られており、ロールパンの中にマーガリンを入れるという当時としては革新的な製法で話題となりました。

今では当たり前になった携帯サンドもフジパンが先駆け
焼き上がったパンにマーガリンをどうやって注入するのか。その詳細は企業秘密ですが、大型の注入装置によって一本一本に充填されているのだそうです。
また、現在では当たり前となった携帯型サンドイッチも、実はフジパンが先駆けて開発した商品。1922年、名古屋で6人からスタートした企業は、今や従業員1万人を超える日本有数のパンメーカーへと成長しました。

全く同じ品質だが、豊明で売られているものを見抜く地元のフジパン愛
地元・豊明では特に親しまれており、「工場で作られたばかりのパンはより美味しい」という声も。実際に同じ日に同じ工場で製造された商品を食べ比べる検証では、微妙な違いを感じ取る声もありました。
メーカーとしては品質に差はないとしながらも、地元で深く愛されていることが伝わるエピソード。日々の暮らしに根付くパンが、豊明市民の誇りにもつながっています。