“肉厚干物”をその場で選んで食べられる!?老舗が手がける門外不出のナポリタンも…三重&愛知の“愛されフード”を調査!『チャント!』
その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている!その町で生まれ、根づく“愛されフード”を、加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、三重県四日市市の「四日市ヒモノ食堂本店」の「干物」と愛知県名古屋市の「ラ・セーヌ」の「ナポリタン」です。
昭和11年創業の老舗が手がける肉厚な干物

四日市市にある「四日市ヒモノ食堂本店」は、昭和11年創業の老舗水産加工会社の直営店です。店に入ると、シマホッケや高級魚のキンキ、そしてサーモンハラスなど10種類以上の干物がずらりと並びます。どれも肉厚で食べ応えがありそうな逸品ばかり!
この食堂の魅力は、自社で作る干物の中でも特に大きく質の良いものを選りすぐって店頭に並べていること。そして何より、お客さん自身が好みの干物を選べるシステムが人気の秘訣です。
(統括店長・宗宮有哉さん)
「自分でおいしそうだなと思う魚を選んでもらう」

選んだ干物は、カウンターの中で百戦錬磨のスタッフが絶妙なタイミングでグリル焼き!ふっくらジューシーに焼き上げてくれます。
干物専用の極上“旨だれ”が生み出す新たなおいしさ

さらに驚きなのが、干物専用のタレです。白しょう油と昆布だしがきいた「旨だれ」は、なんとしょう油メーカーとの共同開発によって誕生した特別な一品。
(加藤愛アナウンサー)
「昆布の香りとうま味で、さらに甘みとうま味が引き立ちますね」
この旨だれの味を最大限に活かした「昆布サバ」は、店の干物の中で唯一、旨だれに漬け込んで作られています。香りも味わいも他とは一線を画す逸品で、まさに食べなきゃ損の一品です!
(統括店長・宗宮有哉さん)
「うちだけにしかなくて、販売もしていなくて、ここにきて食事をしてくれた人だけが使える旨だれです」
「ヒモノ食堂」は四日市市の本店の他にも、三重県鈴鹿市や愛知県の扶桑町にも店舗があり、来年2月には日進市にも新店舗が登場予定です。
創業約60年!地元で愛され続ける“門外不出”のナポリタン

名古屋市港区にある「ラ・セーヌ」は、創業から約60年、地元で愛され続けるナポリタンの名店です。にぎわうランチタイムには、ほとんどのお客さんがナポリタンを注文するほどの人気ぶり!
(常連客)
「小学校の頃から通っています」
(常連客)
「物心ついた頃からこのスパゲッティを…50年は食べている」

鉄板の上でぐつぐつと音を立てる熱々の「ナポリタン」は、まだ表面がトロトロの半熟卵と一緒に味わいます。ひき肉、玉ねぎなどを合わせて毎朝仕込む、少し甘めの特製ソースが味の決め手。あんかけのような、とろっとした独特のソースが癖になるおいしさです。
亡き夫の味を一人で守り続ける決意

この特製ソースを作ったのは、16年前に他界した「ラ・セーヌ」の創業者であり、店主大西美智子さんの夫の守夫さんでした。元々店のお客さんだったミチコさんも、学生時代からこの店のナポリタンの大ファンだったといいます。

マスターが亡くなってから店を閉めることも考えたそうですが、ナポリタンを求めて来てくれるお客さんのために一人でこの味を守ってきました。毎朝4時には一人で店に入り、仕込みを始める毎日。マスターが作ったソースのレシピは門外不出で、誰にも教えません。
(店主・大西美智子さん)
「私で終わらせるつもりだから」
必死に守ってきたからこその決断。それでもお客さんの思い出の味を簡単になくすわけにはいきません。
(店主・大西美智子さん)
「まだ潰しちゃいけない。もうちょっと、もうちょっと」
「ラ・セーヌ」のナポリタンは、たくさんの人の思い出が詰まった唯一無二の味。今日も変わらず、訪れる人の心とお腹を満たしています。
CBCテレビ「チャント!」2025年12月8日放送より