野菜の仕入れ価格は出荷量減でキャベツは30円、レタスは10円値上がり　今後は増加で値下がりか

名古屋市中区大須の「生鮮食品館 サノヤ」の山本祐司さんに、野菜の価格について話を聞きました。

●キャベツ 1個（愛知県産）
店頭価格194円（仕入れ価格 前週比＋30円）

サノヤ 山本祐司さん：
「春キャベツの収穫が終わりがけで、少し価格が上がっています。長野県や群馬県など、産地のものの商品が少なくなってきています。今後は物が増えてこれば、少しずつ下がってくる見込みです」

●レタス 1個（茨城県産）
店頭価格139円（仕入れ価格 前週比＋10円）

サノヤ 山本さん：
「これまでは寒冷地の生育が良く、前進出荷したため価格を下げていました。そのためレタス自体のものが少なくなった影響で、10円上がりましたね。ただ、店では価格を据え置きにしているので、大きな影響はないかなと思います」

●長ナス 1袋3本程度（熊本県産）
店頭価格270円（仕入れ価格 前週比＋50円）

長ナスは1月の中旬に暖房や配送料などのコストがかさんだ影響で、店頭価格が430円まで価格が上昇。その後は徐々に下がり、先週までは215円でした。

サノヤ 山本さん：
「長ナスは収穫が終わりに近づいていて、端境期に入っています。産地である茨城県や山梨県の長ナスがまだ出荷されておらず、ものが揃っていない状態ですね」

旬の時期は柔らかく甘みがある長ナス。天ぷら、揚げびたし、焼きナスなど、さまざまな料理に合います。

（2025年6月12日放送「5時スタ」より）