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世界遺産「白川郷」等の上流部で計画の産業廃棄物最終処分場 “白紙撤回”に向けて高山市が独自調査の方針

11.17(月)12:13
世界遺産「白川郷」上流部の岐阜県高山市で計画されている産業廃棄物の最終処分場をめぐり、市は白紙撤回に向けて独自調査する方針を明らかにしました。 高山市荘川町では、富山市の業者が10万6000平方メートル=バンテリンドームおよそ2個分の敷地に、水銀を含む廃棄物などを埋め立てる最終処分場の建設を計画しています。 予定地の近くには、世界遺産の白川郷や日本海側へと流れる庄川の源流域もあり、地元・高山市や富山の漁協関係者などから計画に反対する声が上がっていました。 田中明高山市長: 「計画白紙撤回に向け、法的科学的根拠に基づいた対策を実施することとする」 17日に開かれた高山市の特別委員会で、田中明市長は住宅地に近いことなどから最終処分場に適していないとして、今後環境への影響などを独自で調査し、2026年度にも公表するとしています。





