
【台風15号】東海でも大雨被害 愛知・岡崎市では広範囲に冠水 床下浸水やトラックが立ち往生する事態に

台風15号がもたらした大雨により、東海地方の各地でも道路の冠水が発生。愛知県岡崎市ではトラックが立ち往生。さらに、床下浸水の被害も出ています。
愛知・岡崎市では1時間37.5ミリの激しい雨 一時は1万2550世帯に避難指示も

5日、この地方に降り続いた雨。
動画を撮影した女性:
「すねぐらいまであった水は、くるぶしの上ぐらいになっています」
岡崎市では、動画を撮影した女性の膝下くらいまで水が迫ってきたといいます。
動画を撮影した女性:
「どこが氾濫してるんだろう。すごいな」

動画が撮影された愛知県岡崎市では、午前10時39分まで1時間で37.5ミリの激しい雨が降りました。
市内の各地で川や用水路が氾濫。雨水の排水もおいつかず、冠水が発生していました。
車は水をかき分けながら進み、いたるところで立ち往生する事態に。動かなくなってしまったのか、トラックを押す人たちの姿もありました。

記者:
「冠水通行止めとの表示がされています。この先はいけません」
この場所は、わずか3時間前には一時あたり一面が冠水し、通行止めになっていました。

近隣の住民:
「どんどん周りから(水が)乗り越えてきて、一気に上がっちゃって、これぐらい。すごいよね」
岡崎市では一時、土砂災害や浸水のおそれが高まったとして、1万2550世帯、2万7574人に避難指示が出されました。(現在は解除)
東海各地で台風の影響 新幹線の遅延や停電も発生

台風15号の影響で、4日夜から各地で続いた激しい雨。
4日夜、三重県熊野市では・・・
記者:
「大粒の雨が降ってきました。排水溝を見てみますと、水が勢いよく流れ込んでいるのがわかります」

名古屋でも・・・
記者:
「午前0時すぎです。名古屋市内も雨が強く降り始めてきました」
大きな水しぶきをあげて走る車。

豊橋市や岐阜市では5日朝、大雨が通勤する人などを直撃しました。
記者:
「歩道の近くには、足がつかるほどの水たまりもできています」

大雨の影響で、東海道新幹線は一部の列車で一時運転を停止。
車内アナウンス(東海道新幹線車内・浜松駅・5日午前):
「豊橋駅から三河安城駅まで1時間あたり76ミリの激しい雨を記録していて、運転再開のめどがたっていません」
東海道新幹線は午後3時現在、東京~名古屋駅間の上下線で大幅な遅れが発生しています。

豊川市では、台風が影響したとみられる停電が発生。1420戸が停電しました。
ゴルフ練習場では・・・
従業員:
「機械が全部止まっちゃって、営業は復旧次第」
従業員:
「(停電は)2時間。僕がここにいる中では最長」
【キャッチ!2025.9.5放送】