
和牛肩ロース100グラムの仕入れ価格が50円値上がりで店頭価格750円 鍋需要の高まりで今後も上昇へ

2024.11.08(金)
名古屋大須商店街にある「生鮮食品館 サノヤ」の担当者に卵と肉の価格について聞きました。

●卵 M1パック
店頭価格236円(仕入れ価格 前週比±0円)
農林水産省によると、2024年の鳥インフルエンザは10月17日に1例目が確認され、10月31日の時点で4道県4事例が発生。約45万7千羽が殺処分の対象となっています。
――鳥インフルエンザについてはいかがでしょうか。
「鳥インフルエンザは、北海道、千葉県、新潟県に続き、10月31日に島根県で発生が確認されました。現在、卵は九州から仕入れているため、今のところ影響は出ていません」
――価格に変化はありませんね。
サノヤ担当者:
「サイズの大きい卵も揃ってきていますが、引き続き需要が高いことに加え、賃上げや輸送費・エサ代の高騰が重なり、依然として高止まりの状態です」
――今後の価格について教えてください。
「年末に向けてクリスマスやおせちの需要が増加する見込みです。外食産業によるまとめ買いなどもあるので、12月ごろから価格が上がると予想しています」

●和牛肩ロース 100グラム
店頭価格754円(仕入れ価格 前週比+50円)
――先週と比べて、仕入れ値が50円上がりましたね。
「今までずっと高値安定で推移していましたが、今週は50円アップしました。暑い時期は、焼肉で使う牛バラやカルビなどの需要が高いのですが、寒い時期は鍋に使うロースの需要が高まります。急な冷え込みによって、購入する方が増えたのだと思います」
(11月8日放送「5時スタ」より)