女子高校生の首などを刃物で複数回刺し殺害した疑いで21歳男を再逮捕　「間違いありません」と容疑認める

愛知県一宮市の住宅で、東京都に住む女子高校生の遺体が見つかった事件で、4月21日、21歳の男が殺人の疑いで再逮捕されました。

殺人の疑いで再逮捕されたのは、一宮市の無職、江口真先容疑者（21）です。警察によりますと、江口容疑者は3月29日午前11時頃から午後2時頃までの間に、自宅で東京都の女子高校生、加藤和華さん（当時16）の首などを刃物で複数回刺し殺害した疑いが持たれています。警察の調べに対し江口容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

江口容疑者は、加藤さんの遺体を複数枚のタオルで包むなどして、自宅2階にある自室のクローゼットに遺棄した疑いで、3月31日に逮捕されていました。

捜査関係者よりますと、江口容疑者と加藤さんは、2021年頃にオンラインゲームを通じて知り合い、その後、関東地方で複数回会っていたとみられています。加藤さんは、3月28日に新幹線を使って1人で都内から名古屋駅まで来たあと江口容疑者と合流し、その後、2人で名古屋鉄道を利用するなどして、江口容疑者の自宅に向かったものとみられています。

警察は引き続き、江口容疑者が犯行に至った経緯などを慎重に調べています。