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救急搬送に向かった救急車が「インロック」患者の搬送が遅れる 愛知県犬山市

04.21(月)20:16
愛知県犬山市で救急活動中に救急車のキーがインロックされ、隊員らが一時的に救急車の中に入ることができなくなり、病院への搬送に遅れが発生しました。
犬山市消防本部によりますと18日午後6時50分ごろ、発熱などの症状を訴えた50代女性の自宅に救急隊が出動した際、救急車がインロックされ、救急隊員3人と患者が救急車に乗ることができなくなりました。
現場に到着した救急隊員はAEDなどを救急車から持ち出し、AEDに取り付けられた予備のキーでドアを施錠して患者のもとへ向かいました。
その後、いったん救急車に戻り、予備のキーでドアを開け救急車を施錠しないまま、再び女性のもとへ向かいました。
女性を救急車へ収容しようとしたところ、救急車がインロック状態になっていたということです。
隊員は出張所の隊員に依頼し、インロックを確認してから20分後にスペアキーが届けられ女性を搬送したということです。
女性の命に別状はありませんでした。
救急車がインロックの状態になった原因は不明だということです。
犬山市消防本部では隊員に持たせる救急車のキーを増やすなどして再発防止にあたるとしています。