SNSの情報はホント?選挙戦が本格化する中…高校生や大学生らがフェイクニュースやデマを見分ける流れを学ぶ 名古屋

選挙戦が本格化している参院選。情報源の1つとして存在感を増すSNSと、どのように向き合っていけばよいか…。高校生や大学生らが体験を通して考えました。
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選挙でも存在感を増すSNS。直近の世論調査では参院選の投票を決める上で参考にしている媒体として27%の人が「SNSや動画共有サイト」を挙げ、2番目に多い結果になりました。しかし、街で聞いてみると…
「どこまで本当かウソか分からない」
「ネットの情報をうのみにするわけでないが目に入りやすい」
便利な一方、SNSの情報が正しいかをどう見極めるか。今回の参院選でも去年の衆院選と同様「期日前投票は不正し放題」などという事実に基づかないデマが拡散しています。こうした中…
SNSの情報が正しいかを判断するために
(イベントでの説明)
「(SNSは)すぐ最新の旬の情報が得られる。これはメリットだが一方で、ウソの情報が紛れている、デマの情報が紛れている」
7月5日、名古屋市千種区で開かれたのは選挙でSNSをどう活用するか、高校生や大学生らが考えるイベント。参加した約30人はSNSの画面を再現した投稿内容とメディアの報道を見比べるなどして、その情報が正しいかを判断する流れを体験しました。
(参加した大学生)
「情報は色々あるからこそ何を信じればいいか分からないが、受け取る側としても気を付けないとと思った」
「これはどうなんだろうとか、色々考える必要があるんだと。それを生かしていけたらと思う」
(イベントを主催した 油口琢磨さん)
「普段SNSを通じて政治選挙の情報を得ていない子が初めて得ようとすると、フェイクニュースなどの情報に流されると感じる。(情報の)批判的な思考を身につけるところも伝えたい」
選挙戦が本格化する中、情報の「受け手」となる私たち自身の見る目が、より重要になっています。