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マダニ媒介の感染症「SFTS」 岐阜で初の感染報告 感染者の60代女性は快方へ 県は草むらなどに入る時の対策を呼びかけ

07.08(火)19:34
マダニが媒介する感染症「SFTS」の感染者が岐阜県で初めて報告されました。
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岐阜県によりますと、感染が確認されたのは中津川市の60代の女性です。女性は、6月26日に自宅周辺で草刈りをした際、マダニにかまれたことに気づき、4日後に38℃台の発熱や腹痛、下痢などの症状が出ました。
その後、7月5日に医療機関に入院。血液検査できのう「SFTS」=「重症熱性血小板減少症候群」の陽性と判明しました。
女性は入院していますが快方に向かっているということです。岐阜県でSFTSの患者が報告されたのは、2013年に報告が義務付けられてから初めてです。
岐阜県は草むらなどに入る時は肌の露出を減らしたり、防虫スプレーを使用したりするなどの対策を呼びかけています。