新着
暴行やSNS拡散 女子中学生へのいじめ「重大事態」認定 愛知・江南市

06.20(金)07:57
愛知県江南市内の中学校に通う女子生徒が、暴力などのいじめを受け、市教育委員会が法律に基づく「重大事態」と認定していたことがわかりました。
江南市教育委員会によりますと、市内の中学校に通う3年生の女子生徒は、1、2年生の時、他の生徒から暴行されあごを脱臼したり、SNSでいたずら画像を拡散されたりするなどのいじめを受けたということです。
女子生徒は重度の心的外傷後ストレス障害「PTSD」と診断され、学校側は2024年10月、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」と認定し、市教委に報告していました。
女子生徒の保護者は、1年生の時から第三者委員会による調査を求めていたということですが、学校や市教委は、関係する生徒への聞き取りなど必要な措置をすでに講じたとして、学校主体の調査のみの対応としたということです。
保護者は、2025年3月、第三者委員会による再調査を求める文書を市長宛に提出しましたが、19日時点で回答はないということです。