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“米俵を背負った絵馬”がことしは人気 岐阜・高山市で「紙絵馬」作りが最盛期 8月の「松倉絵馬市」に向けて準備進む

06.20(金)12:25
家内安全や商売繁盛を願う「紙絵馬」作りが岐阜県高山市で最盛期を迎えています。
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紙絵馬は幸せを呼び込むとされる飛騨地方の縁起物で、古くから幸せが駆け込むようにと馬の顔を家の中に向けて玄関に飾る風習があります。
高山市にある創業約200年の版元「池本屋」では8月に開かれる夏の風物詩、「松倉絵馬市」に向けて紙絵馬作りが最盛期を迎えています。
6代目の池本幸司さんが和紙にたてがみなどを手書きで一枚一枚描き、色付けをして完成させます。
ことしは米の価格高騰が続いているためか米俵を背負った絵馬が人気だということです。例年、池本屋では大小合わせて約1000頭の紙絵馬を描きますが来年は「うま年」なのでそれ以上を目標に取り組むということです。