ＪＲ東海株主総会行われ株主501人が出席　リニアに関する質問相次ぐ　名古屋市

JR東海の株主総会が名古屋市内で行われ、開業時期のめどが立っていないリニア中央新幹線について、株主から質問が相次ぎました。

JR東海の株主総会が、25日、名古屋駅前のホテルで行われ501人の株主が出席しました。

株主30代男性：「（リニア中央新幹線の）早期開通に向けた取り組みなど聞けたらなと思っています」

株主50代女性：「地盤沈下や井戸水が枯れることに対してどうしていくのか聞きたい」

総会では、リニア中央新幹線の工事をめぐり、まだ着工できていない静岡工区や、岐阜県瑞浪市で地下水の低下や地盤沈下が起きていることなどについて、株主らが質問しました。

JR東海の丹羽俊介社長など役員らは、「地域の理解と協力を得られるよう、コミュニケーションを大切にしながら真摯に対応していく」などと述べ、早期開業に向けて取り組む姿勢を改めて示しました。