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投薬ミスで入院患者が死亡 遺族に1000万円の損害賠償を支払い 岡崎市民病院

05.16(金)16:51
愛知県の岡崎市民病院で入院患者が死亡しました。病院は投薬ミスがあったとして、患者の遺族に損害賠償を支払うことを明らかにしました。
岡崎市民病院によりますと、おととし70代の男性入院患者に脳梗塞を予防するため血液を固まりにくくする抗凝固薬を投与しました。
男性は腎機能の障害があったため、抗凝固薬の投与は通常の半分の量に減らす必要がありましたが、誤って通常と同じ量を投与しました。
男性は投与した後、脳出血で死亡しました。
病院は薬の量を減らさず投与したことと、男性が死亡したことの因果関係を否定できないとして過失を認め、遺族に1000万円の損害賠償を支払うことを明らかにしました。