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広沢市長が市民からの“差別発言”を謝罪「心を傷つけた」 名古屋城の木造復元事業を再開へ

08.08(金)17:22
2年前、名古屋城の木造復元事業に関する市民討論会で、参加者から車椅子の男性へ差別発言が出た問題で、名古屋市の広沢市長が謝罪しました。
この問題は、おととし、名古屋市が主催した名古屋城の木造復元についての市民討論会で、車いすを利用する男性がエレベーターの設置を求めたところ、別の市民から差別発言があったものです。
8日行われた障がい者団体との協議会で、名古屋市の広沢市長がこの問題について謝罪しました。
「差別発言を受けた当事者はもとより、多くの方の心を傷つけるとともに、信頼を損ねることとなり、深くお詫び申し上げます」(名古屋市 広沢一郎 市長)
市は今後、議会や市民などへの説明を行った上で、事実上停止していた木造復元事業を再開させる方針です。