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小学校で大腸菌検出 データ改ざんか 清掃業務の担当業者の社長を書類送検

06.25(水)12:21
三重県松阪市の小学校の水質検査で、大腸菌が検出されたにもかかわらず、データを改ざんして市に報告したなどとして、清掃業務を担当した業者の社長が書類送検されました。
有印私文書偽造などの疑いで書類送検されたのは、松阪市から小中学校の受水槽の清掃を受注していた共同商会の社長の男性です。
警察などによりますと、男性は去年、検査会社による水質検査の結果、小学校1校で大腸菌が「陽性」となったにもかかわらず、「陰性」と偽って市に報告したなどの疑いがもたれています。
検査会社から提出された結果を切り貼りしていたとみられ、このほかの学校の検査結果でも10項目以上のデータが改ざんされていたということです。
調べに対し、男性は容疑を認めていて、警察は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたということです。