
「グループ全体でどのようにフォーメーションを組むか」トヨタ佐藤社長が豊田自動織機を含むトヨタGに言及

05.08(木)19:25
株式非公開化の検討が報道された豊田自動織機を含む、トヨタグループのあり方についてトヨタ自動車の佐藤恒治社長が言及しました。
5月8日に東京で開かれた会見で、豊田自動織機について「源流企業として我々にとって大切な会社でトヨタグループにおいても重要な企業」と述べた佐藤社長。そのうえでグループのあり方について認識を示しました。
トヨタ自動車 佐藤恒治社長:
「モビリティカンパニーへの変革を目指して取り組んでいるので、グループ全体でどのようにフォーメーションを組んでやっていくのかがこれから問われていく。各企業がしっかりと強みを持って、“グループの中で何を引っ張る会社なのか”という意味を持って存在することが、非常に大事だと思っている。
“クルマ屋”であろうとするトヨタと、その“クルマ屋”をどのような領域で支え、あるいは引っ張る企業になるのかということを、各グループ企業のトップが模索していると思う。当然、グループのCEOとして、豊田章男会長のリーダーシップも原点にあり、その中でいろんな議論をこれからしていくと思う」