「雨戸を閉める」と言い再び家へ…住宅で火事 一度外に避難した66歳女性が死亡 夫や娘も煙を吸うなどのケガ

　4月4日未明、三重県津市の住宅で火事があり、66歳の女性が死亡し、2人がケガをしました。 　火事があったのは津市豊が丘4丁目の住宅で、午前1時半ごろ「家の中から煙が見える」と近所の人から通報があり、およそ2時間で消し止められました。 　この火事で、一度外に避難した伊藤晃さん(66)が「雨戸を閉める」と言って再び家に入って戻らなくなり、救急隊に助け出されましたが、搬送先の病院で死亡しました。 　伊藤さんの夫(75)と娘(42)も、煙を吸うなどしてのどにヤケドを負いました。住宅の2階の部屋が激しく燃えていて、警察などが出火原因を調べています。