
【参議院選挙2025】東海3県で24人が立候補 愛知・岐阜・三重 それぞれの構図は? 投開票は7月20日

7月3日に公示された参議院選挙。東海地方では24人が立候補しました。
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改選数4の愛知選挙区で立候補したのは、以下の14人です。
【愛知選挙区の立候補者(届け出順)】
れいわ新選組・新人の辻恵候補
諸派・新人の石原悟候補
共産党・新人の須山初美候補
国民民主党・新人の水野孝一候補
自民党・現職の酒井庸行候補
公明党・現職の安江伸夫候補
諸派・新人の横山緑候補
社民党・新人の大西雅人候補
参政党・新人の杉本純子候補
日本維新の会・新人の広田さくら候補
諸派・新人の園原武嗣候補
諸派・新人の田中克和候補
諸派・新人の山根有紀也候補
立憲民主党・現職の田島麻衣子候補
【愛知の構図】
過去3回の参院選は、自民・公明の与党と立憲・国民の旧民主系が議席を確保してきました。今回は日本保守党以外の国政政党が候補を擁立したほか、諸派も乱立。議席を奪えるかが注目です。愛知は去年の総選挙で、自民党が大きく議席を減らしました。
裏金問題に厳しい目が向けられる中、今回の参院選では一時、保守分裂の動きもありました。自民は1枚岩になれるか、ほかの政党は、批判票の受け皿になれるかがポイントです。
岐阜選挙区の立候補者・構図は…
改選数1の岐阜選挙区では、以下の6人が立候補しました。
【岐阜選挙区の立候補者(届け出順)】
立憲民主党・新人の服部学候補
参政党・新人の瀬尾英志候補
自民党・新人の若井敦子候補
共産党・新人の三尾圭司候補
無所属・新人の伊藤あゆみ候補
諸派・新人の小池裕之候補
【岐阜の構図】
改選数1の「1人区」は全体の勝敗を左右するということで注目されます。「保守王国」と呼ばれる岐阜は、自民が過去4連勝していますが、裏金事件で現職が在宅起訴された「震源地」で、影響が注目されます。
野党は立憲と維新が候補者を一本化しましたが、共産とは折り合いがつかず、6人が立候補。岐阜が「1人区」になった2013年以降最多で、票の奪い合いになりそうです。
三重選挙区の立候補者・構図は…
改選数1の三重選挙区では以下の4人が立候補しました。
【三重選挙区の立候補者(届け出順)】
諸派・新人の橋本博幸候補
自民党・現職の吉川有美候補
立憲民主党・新人の小島智子候補
参政党・新人の難波聖子候補
【三重の構図】
三重県では現職が議席を守れるか注目されます。最近は自民が連勝していましたが、三重はかつて「民主王国」と言われていました。裏金問題を抱える自民現職は逆風の選挙。公明への推薦依頼を取り下げ、組織票が減る可能性もあります。
岐阜とは違い、共産が候補擁立を見送った三重県。野党票が割れないという意味ではプラスですが、無党派層にも支持を広げていけるかがポイントです。
期日前投票は7月4日(金)~19日(土)まで。投開票は20日(日)です。