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ノロウイルス患者456人、岐阜の仕出し業者が廃業届 過去10年で県内最大規模の集団食中毒に

03.17(月)18:06
岐阜県岐南町の仕出し業者の弁当によりノロウイルス食中毒が発生した問題で、この業者が廃業したことが分かりました。
岐阜県によりますと、岐南町の仕出し業者「バイパス給食センター」は17日付で保健所に廃業届を提出しました。
「バイパス給食センター」を巡っては、2月下旬に弁当を食べた人が下痢などの症状を訴え、県はノロウイルス食中毒と断定し、3月2日から営業禁止処分としていました。
14日時点での患者数は456人で、岐阜県では過去10年間で最大規模の集団食中毒となっています。
また、弁当を食べた40代の男性が死亡しましたが、県は食中毒と死亡との因果関係は不明としています。
「バイパス給食センター」は「今後も引き続き調査及び被害弁償に向けた業務を継続する」としています。