
3年で躍進!競泳の新星・村佐達也選手 運命を変えたきっかけ【じもスポ】

夏のオリンピックのヒーロー候補。先日、中京大中京を卒業した刈谷市出身の村佐達也選手。3年間で人生が大きく変わりました。

「この中京大中京高校に入学して、このスポーツクラスの皆と出会うことができて、すごくよかったです」(村佐達也選手)
3月1日、高校卒業の日を迎えた笑顔の青年。その正体は――
パリオリンピック競泳日本代表、刈谷市出身の村佐達也選手。
高校3年間で急成長を遂げました。
競泳陣最年少で代表に入り、男子800mフリーリレーに出場。
決勝で第1泳者を任され、4年に1度の大舞台で存在感を示しました。
「プレッシャーを感じないようにすることが、難しいくらいつらかったですけど、楽しむことだけ考えて泳ぎました」(村佐選手)
運命を変えたのは?

実は高校入学時は全国的に全くの無名だった村佐選手。
当時は1500mなど長距離が専門でしたが、1年夏のインターハイは予選32位。
運命を変えたのが同じく高1の時に800mフリーリレーで200mを泳いだことでした。
「(リレーで泳ぐ200mで)けっこう全体的に見ても速いタイムで泳げていたので、それ以上に自分もやっていて面白かったので200mが。それで200m自由形を専門にしようかなって自分で変えました」(村佐選手)
ここから200mに専念すると、才能が一気に開花。
つぎつぎと記録を塗り替え、トップスイマーへの階段を駆け上がります。
強さの秘密は、腕の長さと肩周りの柔軟さ

強さの秘密は両手を広げた長さが身長よりも長い183cm。
さらに――
なんと、肩甲骨でペットボトルを挟めちゃうんです。
腕の長さと肩周りの柔軟さが水を捉える大きな武器となっています。
「何かもう自分はテクニックで泳いでいるんだなと感じました」(村佐選手)
「200m自由形で金メダルを取りたい」

そんな村佐選手も素顔は普通の17歳。
Q.勉強とかも教えている
「ハイ、もちろん。僕が1番勉強ができるんで」(村佐選手)
「こう見えてカワイイところもあって、(インターハイで)金メダルを取った時とか、枕に金メダルを一緒に添えて寝ていてカワイイな~と思った」(チームメート)
4月から東京の中央大へ進学する村佐選手。
今後も様々な目標にチャレンジします。
「世界水泳の選考があるので、代表入りというのは最低限の目標として、自己ベスト更新を目標に頑張りたい」(村佐選手)
Q.大学4年生の時にオリンピック
「そこが1番のチャンス。金メダルのチャンスだと思うので、そこで200m自由形で金メダルを取りたい」(村佐選手)
(3月20日15:40~放送メ~テレ『ドデスカ+』じもスポ!コーナーより)