三重県紀北町に民話で伝わる「種まき権兵衛」の289回目の法要が3月20日、営まれました。 種まき権兵衛はその昔、村人を困らせていた大蛇を退治したと言い伝えられている鉄砲の名人で、毎年、春分の日に法要が営まれています。 紀北町便ノ山の宝泉寺に地元の人が集まり、権兵衛が大事にしていた火縄銃などを祭壇に祀り、その後、野良着姿にほっかむりをした保存会の女性らが、民話の内容を表現したユーモラスな踊りを奉納していました。