
スパイラルタワーズ並みの高さに…名古屋駅前の再開発で31階と29階の新超高層ビル 南側にはホテルも入居

03.24(月)21:23

名鉄は2025年3月24日、名古屋駅前の再開発計画の概要を発表しました。名鉄百貨店など6つのビルを取り壊して、31階と29階建ての2つの高層ビルを建設します。 名鉄が発表したイメージ図をみると、JRセントラルタワーズがある名古屋駅前の超高層ビル群と、ささしま地区の中間あたり、太閤通を挟んだ南側と北側に2つのビルが建設されます。 北側のビルが172m、南側のビルが170mと、栄の中日ビルよりも20m近く高く、笹島にあるスパイラルタワーズとほぼ同じ高さの超高層ビルとなります。

北側のビルにはオフィスと商業施設などが入居し、南側のビルにはホテルやバスターミナルなどが入ります。

名鉄名古屋駅も大きく変わります。中部国際空港に向かうミュースカイは、通勤電車と同じホームから出発していますが、今回の再開発で、待合室やエレベーターもある「空港アクセスホーム」が新設されます。

今回の再開発は1期・2期に分けて行われ、2033年に竣工する1期では、オフィス、ホテル、バスターミナルが作られます。名鉄名古屋駅が上下1本ずつの2線から4線になるのは、2040年代前半ということです。