葉物野菜の仕入れ価格はキャベツ1玉20円値上がり、レタス1玉20円値下がりと明暗　キュウリは値上がり

名古屋市中区・大須にある生鮮食品館「サノヤ」の永田善夫さんに、野菜の価格について話を聞きました。

●キャベツ 1個
店頭価格195円（仕入れ価格 前週比＋20円）

――キャベツは仕入れ価格が20円、値上がりしていますね。

サノヤ 永田 善夫さん：
「高冷地から平地への産地の切り替わりとともに、急な冷え込みによって生育が遅れていて、出荷量が少なくなっています。最近は天候が落ち着いてきているので、今後はしっかりと出荷量が増えれば、価格も下がりそうです」

●キュウリ 1本
店頭価格107円（仕入れ価格 前週比＋20円）

――キュウリの価格も上がっていますね。どんな理由が考えられますか。

「キュウリもキャベツ同様、産地の切り替わりで端境期に入っているのが影響しています。また、夏の暑さの影響で作付けが遅くなってしまったこともあり、例年よりも出荷が遅めになっています。今後も生育が進み、出荷量が増えれば価格も下がる見込みです」

●レタス 1個
店頭価格195円（仕入れ価格 前週比－20円）

――キャベツとキュウリは値上がりしていましたが、レタスは20円、価格が下がりましたね。

「高冷地からの産地の切り替わりですが、茨城県産など順調に増えてきています。今後も出荷量が増える見込みなので、それに伴って価格も下がりそうです」

（2025年11月6日放送「5時スタ」より）