市職員が金融機関にデータ送り忘れる…児童扶養手当など総額2100万円余り振り込まれず 対象者から連絡相次ぐ

　愛知県豊田市で2025年5月29日、職員が金融機関にデータを送り忘れるミスで児童扶養手当など751件、総額2100万円余りが振り込まれなかったことがわかりました。 　5月29日午後1時半ごろ、豊田市市役所に児童扶養手当の対象者から「まだ振り込みがない」などと連絡が相次ぎました。 　市によりますと、児童扶養手当やひとり親家庭等支援手当てなど751件、総額およそ2150万円分が振り込まれていなかったということで、会計課の職員が金融機関に振込データの一部を送り忘れていたことが原因でした。 　市は5月30日、改めて処理を行い、全ての振り込みを完了させるとしています。 　今回の件を受け、市では振込手続きの手順を見直し、担当者間での確認を徹底するなどして、再発防止に努めるとしています。