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アルミホイルの温めはダメ!調理家電の事故で最も多い『電子レンジ』表面でスパークして出火につながることも

10.25(土)05:45
食欲の秋に出番が増える「調理家電」ですが、使い方を誤ると火災につながる恐れがあります。NITE(ナイト)=製品評価技術基盤機構が実験映像を公開し、注意を呼びかけています。
■焼き芋を電子レンジで…ちょっと待った!
「焼き芋」を作るために、芋をアルミに包んで電子レンジで温め始めます。すると火花が出て、その後に出火しました。
火を使わない調理家電なのに、どうして火災になったのでしょうか。 NITEによりますと、2024年までの5年間に発生した調理家電事故515件のうち、実に75%が「火災」でした。中には、死亡事故となったケースも3件あります。
もっとも多いのが、焼き芋のケースのような電子レンジの事故です。レンジ加熱は、電磁波で食品を内側から温めますが、アルミなどの金属類は表面でスパークして出火につながることがあり、お菓子のアルミ袋やパンの袋の針金なども要注意です。
■IHコンロにも注意!
電子レンジの次に火災が多いのがIHコンロで、ヒーターの上に置いていたタオルが燃えたり…。
「揚げ物モード」がないヒーターで揚げ物を調理して、油が発火したりするケースもあります。
事故を防ぐためには、下記のことに気を付けてください。 ・電子レンジではアルミなどの金属類は温めない ・IHコンロのトッププレートの上には、調理器具以外のものを置かない





