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5分以上丁寧に…インフルエンザ対策に『歯磨き』が効果的との研究結果 メーカーが唾液の免疫力向上を確認

11.26(水)18:21
インフルエンザ対策に「歯磨き」が効果的だという研究結果が注目されています。5分以上の丁寧な歯磨きを行うことで、唾液の免疫力が高まり、感染を抑える効果が期待できるといいます。
■5分の歯磨きでウイルス抑制力が向上
10月28日にライオン株式会社が発表した研究によると、インフルエンザ対策に「歯磨き」が有効であることが明らかになりました。
20代から50代の健康な男女16人に、普段のやり方で5分間歯磨きをしてもらい、その前後の唾液を分析。その結果、唾液のウイルス抑制力が大幅に向上し、ウイルスの細胞感染を抑える力は歯磨き前の1.5倍になったといいます。
この研究結果を受けて、神奈川歯科大学の槻木恵一教授は「他に例を見ない発見。丁寧な歯磨きで口内の清潔感が高まり、唾液が持つ本来の免疫機能が働いた」と評価しています。
■効果的な歯磨きのポイントは
では、どのように歯磨きをすれば、より効果的なのでしょうか。
槻木恵一教授は、次の3つのポイントを挙げています。「人混みなど感染リスクが高い場所へ行く前に磨くこと」、「5分以上磨くこと」「順番を決めて磨き残しを防ぐこと」。 これらを意識して行うことで、より効果が高まるとしています。 2025年10月31日放送





