絶滅の危機にあるアカウミガメの生態を調べるため、海に放流するカメに送信機をつける作業が名古屋港水族館で行われています。
送信機が取り付けられるのは2歳前後のアカウミガメ、28頭です。 アカウミガメは日本の海岸で孵化して太平洋を渡り、メキシコの海岸まで回遊することが分かっていますが、どのような経路をたどるか、詳しい生態がまだ分かっていません。 名古屋港水族館では海外の研究機関と共同でおととしから回遊する経路を調査しています。 送信機をつけたアカウミガメは7月上旬に海に放流される予定です。