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政府が放出する備蓄米 購入を検討する事業者向けに説明会 米穀店「ちょっと様子は見たい」

05.29(木)19:31
政府が放出する、2021年産の備蓄米の事業者向けの説明会が開かれました。
29日午後、小泉大臣の前に用意されたのは、「2021年産」から「去年産」の4種類のコメでつくられたおにぎり。
「率直に、僕は…どれを食べても美味しくいただけます。他よりも少し硬さを感じたのは、この赤いものですが」(小泉進次郎 農林水産大臣)
小泉大臣が”硬い”と感じたのが、2021年産いわゆる「古古古米」でした。その「古古古米」。30日から申請を受け付ける随意契約は中小スーパーや米穀店を対象とし、店頭での販売価格は5キロ1800円程度を想定しています。
名古屋市内の米穀店では…。
「最低限どれだけ仕入れなければいけないのか。どんな品質になっているかが一番の注目なので聞けたらうれしい」(お米の服部 服部純 代表)
29日午後4時半からは、購入を検討する事業者向けに、オンラインでの説明会が開かれました。
説明会に接続したのは、1000人以上。説明によりますと、契約者が希望する場所での引き渡しの場合は「10トン以上」からの受付となり、“町のお米屋さん”には量が多い数字となっていました。
「ちょっと様子は見たい。“町のお米屋さん”と考えると、新米のシーズンまでにさばききるのは難しい」(服部代表)