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電気使用時間の変更などをメールで知らせるサービス「NACHARGE」利用呼びかけ 太陽光などの再エネの有効活用のため 中部電力

05.27(火)18:36
中部電力は、太陽光などの再生可能エネルギーを最大限活用するため電気の使用時間の変更などをメールで知らせるサービスの利用を呼びかけました。
再生可能エネルギーの中でも太陽光と風力による発電量は年々増加しています。
中部電力管内では、2024年度は23回、事業者に太陽光発電などを止めてもらう出力制御を行いました。2025年度は、これまでに11回となり2024年度を上回る見込みで、再エネの有効活用が課題となっています。
27日、中部電力が利用を呼びかけたのは、電力の需給状況や再エネの発電量などにあわせて電気の使用時間の変更などを知らせるサービス「NACHARGE」です。
このサービスは、中部電力ミライズのWEBサービス「カテエネ」の会員が対象で、加入すると、再エネの発電量が多い時間帯に、掃除や洗濯といった家事の時間をずらすなど、電気の利用を促すメールが届きます。
対応した会員には、使用した電力量に応じて電気代に充当可能なポイントが付与されるということです。
このサービスは、2022年7月に始まり、2025年5月8日時点での加入は37万件となっていて、中部電力の林欣吾社長は、再エネの有効活用のために加入を呼びかけました。