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名古屋駅再開発 名鉄百貨店跡の新デザイン公開 建物上部にも!地下にも!驚き機能 2033年度に第1期の工事を完了、一部がオープン

05.26(月)19:17
名古屋鉄道は、名古屋駅周辺の再開発について駅ビルなどの第1期の工事を2033年度に完了し、オープンさせると正式に明らかにしました。
名古屋鉄道 高崎裕樹社長:
「世界に冠たるスーパーターミナル名古屋を目指す」

26日、明らかになったのは、未来の名古屋駅周辺の具体的な姿。名鉄や近鉄などが合同で進める再開発計画が正式に事業化し、建物のデザインが公表されました。
現在、近鉄パッセや名鉄百貨店が入るビルから、信号を挟んで、名鉄レジャック跡地あたりのエリアに、延べ床面積約52万平方メートルの地下2階、地上31階建てのビルを建設。

鉄道の駅を始め、オフィスや商業施設が入り、ホテルには、アメリカのホテルグループ、ハイアット系列の最高級ブランド「アンダーズ」が中部地方で初めて入ることが決まりました。

2つのビルの間、笹島の交差点は、これまで地下では繋がっていませんでしたが、再開発後は地下でも地上でも繋がり、雨に濡れず行き来できるように。
さらに注目は…。
名古屋鉄道 高崎裕樹社長:
「空飛ぶクルマなどの次世代エアモビリティの拠点に。空を飛ぶのでビルの上の方になると思う」
空飛ぶクルマの離着陸にも対応可能な機能を整備するということです。
工事のスケジュールについて、2026年度に現在のビルの解体に着手し、2027年度に新たなビルの建設に着工。2033年度に第1期の工事を完了し、一部がオープンするということです。
また、名鉄名古屋駅の4線化を含めた第2期の工事完了は、2040年代前半だということです。