トヨタ自動車株主総会　“認証不正問題”に関する質問などあがる　愛知・豊田市

トヨタ自動車の株主総会は午前10時から豊田市の本社で開かれ、株主6700人あまりが参加しました。

総会では、株主から去年発覚した認証不正の問題に関して、企業風土の改革への取り組み状況などについて質問があがりました。

これに対し、中嶋裕樹副社長は「反省は、経営陣が現場に足を運び声を吸い上げていなかったこと。日頃から現場に行って、異常値を感じることができるようにならないといけない」などと説明しました。

約2時間の総会では、株主13人が質問をしましたが、アメリカ・トランプ政権の自動車関税やトヨタ自動車の源流企業である豊田自動織機の株式非公開化に関する質問は出ませんでした。