側溝のふたなどを盗んだ疑いで逮捕の三重・紀宝町の元町議ら不起訴処分　津地検熊野支部

三重県紀宝町で資材置き場から側溝のふたなどを盗んだとして逮捕された元町議の男性ら2人を、検察は不起訴処分としました。

　29日付で不起訴処分(起訴猶予)となったのは、紀宝町の元町議会議員の男性(69)ら2人です。

　警察によりますと、2人は2024年2月、紀宝町の資材置き場から「グレーチング」と呼ばれる側溝のふた3枚と鉄板など計14点(約5万円相当)を盗んだ疑いで逮捕されました。

　逮捕当時、警察の調べに対して元町議は容疑を認めていました。

　起訴猶予にした理由について津地検熊野支部は「事実は認められるものの、関係各証拠及び諸般の事情を総合的に考慮して判断した」としています。