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御嶽山の火山性地震、30日も減少傾向 噴火警戒レベル2は継続、警戒を緩めないよう呼びかけ
01.30(木)16:57
気象庁は、御嶽山で21日の火山性微動の発生に伴って増加した火山性地震は減少を続け、30日は午後3時までで0回と発表しました。「火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)」は継続としています。
火山性地震の1日あたりの回数は、速報値で28日は3回、29日は1回、30日は午後3時までで0回でした。22日以降、火山性微動は観測されていません。
山体の膨張を測る傾斜計とGNSS連続観測では、22日以降に火山活動によるとみられる地殻変動は認められないということです。
気象庁は、御嶽山では火山活動が高まっていて、地獄谷火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとしています。
地元の自治体・長野県王滝村・木曽町・岐阜県下呂市の指示に従い、危険な地域には立ち入らず、噴火が発生した場合は、地獄谷火口から概ね1kmの範囲で、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒するよう呼びかけています。
次の情報は、31日午後4時頃に発表予定で、火山活動の状況に変化があった場合は、随時、伝えるとしています。