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実際は違うのに“末期がん”と偽る…クリニックが診療報酬573万円余りを不正請求 保険医療機関の指定取消へ

08.06(水)21:19

岐阜県揖斐川町のクリニックが診療報酬を不正に請求していたとして、保険医療機関の指定を取り消されることになりました。 東海北陸厚生局によりますと、揖斐川町の「野原クリニック」は2018年12月分から2023年7月分まで504件、あわせて573万円余りの診療報酬を不正に請求していました。 匿名の情報提供を受けて監査した結果、末期がんではない患者を末期がんと偽り、本来認められない在宅医療の診療報酬を請求するなどの不正が発覚しました。 東海北陸厚生局は、野原良二院長(68)の保険医の登録とクリニックの保険医療機関の指定を8月13日付けで取り消す処分を決め、不正に受け取った診療報酬の返還を求めています。